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子供の頃、母が持っていた宝石箱のオルゴールを開くのが楽しみだった。
蓋を開けると愛らしい音色と共に、きれいな色の指輪が光っていた。
母がいない時にそっとオルゴールの音色に耳を傾けるのが好きだったあの頃。
あれから大人になるにつれ、オルゴールからは遠ざかりデジタルに囲まれて日常が過ぎていき、そんな時、機械的な音に混じって、ふと聴こえてきた懐かしい音。
しかし、それは子供の頃慣れ親しんだものではなく、全く新しい『大人が持つ本物の音色』
だった。
それが、手作りの50弁のオルゴール。
クリスタルガラスに入ったキラキラ輝く、大きくて小さな楽器でした。 |
ことの始まりは北海道への旅行がきっかけでした。
その旅行の際、立ち寄った小樽でのことです。
当然買い物がてらウロウロしたのですが、いろいろ見た中で私が一番興味をそそられたのがオルゴールだったんです。
北海道といえばオルゴールっていう勝手なイメージを膨らませ、是が非でも買ってかえることに決めたのですが、ついつい欲が出てどうせなら好きな曲のオルゴールをと思ったのです。
松山千春のファンクラブに入っている私としては、出身地だから当然（←根拠のない思い込み）あるだろうとたかをくくり捜しまわりました。
しかーし！いくら探しても見当たりません！これは何かの間違いでは？と思ったほどです。仕方なく店員に尋ねると返ってきた言葉は「千春さんの曲はニーズが…」でした。
あっけにとられその場をしげしげとあとにしたのですが、時間がたつにつれファン魂に火がついてしまったのか「売ってないのであれば作ってしまえ！」とみんなに協力を呼びかけ、なんとかホームページの公開に踏み切りました。 |
大阪生まれの福岡育ち。忘れもしない1978年2月にラジオから流れてきた「旅立ち」に感銘し、以来ず〜と松山千春さんのファンです。
血液型はB型、趣味は旅行に音楽鑑賞そして映画に読書とまぁ一般的ですネ。好きな人はやっぱり松山千春、他には野球選手のイチローなど。
今後の目標として、工房をはじめたからには同じ思いをした人なんかのためにも一曲でも多く実現できればと思います。 |
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